桃の節句 雛人形を流す? 嫁に行き遅れる??
「桃の節句」とも言われてますけど それが時代を経るにつれて、豪華になっていきました。 なにせ、ひな壇の一番上のお内裏さまとお雛様は、天皇皇后両陛下を表しているものですからでしょうね。 そうなのです、あまり知られていないかもしれませんが。 ひと目でそれが分かるように、 これは現在でも神職(神主)の装束としてかぶる冠にもあるのですが、この「纓(えい)」の部分が・・・・・垂れてます 違いがお分かりになりますか 神主のは垂れていて、お内裏さまのはピーンと立っている。 ちなみに、毎年 「お内裏さまとお雛様、どっちが右だっけ?左だっけ?」 と悩むことはりありませんか さて、ひな祭りが終わったら、 そして写真の恥に写っている白い物(祓串)がある理由、 分かりますか???
今日は3月3日、ひな祭りですね
「どうして桃なの」とお子さんに質問されたことありませんか?
平安時代の日本、宮中で「上巳の祓い(じょうし の はらい)」という行事がありました。
その行事のなかで、川上から杯を流し、自分の咳に流れ着くまでに歌を詠む「曲水の宴」が催され、この席で桃の花が添えられて白酒を飲んだことから「桃の節句」と呼ばれるようになったそうです。
そして紙人形を川や海に流して不浄を祓う習慣は「流し雛」として今も残っています。
昔は、雛人形も今のように絢爛豪華装飾が施されたきらびやかものではありませんでした。もっと質素な紙の人形を飾るものだったそうです。
江戸時代には、雛飾りが豪華になりすぎないように、幕府が金箔銀箔などを禁止したり高さ制限を設けたりとしたそうですが、あまり守られなかったそうです・・・・・
お内裏さまとお雛様は「お殿様とお姫さま」ではなく
「天皇陛下、皇后陛下」を表しているのですよ
お内裏さまが被っている「冠」に「纓(えい)」という飾りのようなものがありますよね。
これがピーンと立ってますよね
このピーンと立っている纓(えい)を「立纓(りゅうえい)」と言いまして、この冠を被ることができるのは天皇お一方だけなのです。
それを被っているお内裏さまは、
つまりは天皇陛下を表しているわけですね。
古来日本の席次として、向かって右が上位、左が下位となっています。
なのでお内裏さまが右、お雛様が左に座ります。
ひな壇飾りを片付けなければいけませんね。
「ひな人形の翌日飾りは御嫁に行き遅れる」なんて言われていますけど、
その理由をご存知ですか
なんでなのでしょうか
新品価格 |