広島護国神社 春季例大祭
本日、広島護国神社の春季例大祭に参列させていただきまいた。
朝はまだまだ寒い*1ですが、
今日の例祭に合わせたように、桜は満開
護国神社に到着すると、まだ祭典開始まで一時間ほどありましたが、すでにすごい賑わいΣ(o'д'o)
神社前の芝生で、奉納少年少女剣道試合が行われていました!
たくさんの子供達(*・∀・) そして見守る大勢の親御さんたち(*・∀・)
そしてさらに屋台ワチョ――ヽ(・∀・)ノ――イ♪
広島城周辺の桜も満開ということで、花見客も大勢で、秋よりもたくさんの方々がいらっしゃいました。
祭典が始まるでお土産屋と屋台を満喫しながら待っていましたら、参拝者の方々や観光客の方々の話が耳にはいり。
「もうすぐお寺の祭りがはじまるよ」
「今日ってなんかあるの?」
「ここってなんの神様がいるの?」
祭典が始まると剣道の試合は一時中断するということもあり、
「なんで止めるん?」
などという声も聞こえ、がんばらなきゃな〜(´・ω・`)と思う神主ぽつり。
それでも参拝者はあとは絶えず、祭典が始まるまでにも多くの方々が参拝されていました。その多くはご高齢の方などと、いろいろと考察したいりと。
午前十時半に近づくと、社殿横の参集殿より、楽師と神職がぞくぞくと出てきて、参集殿前に並び始めました。
定刻となると、楽師、護国神社神職、助勤神職という並びで参進が始まります。
秋季例大祭では神社庁から献幣使と随員が参向しますが、春季例大祭ではそれはなく、神社の役員の方が、靖國神社からの幣帛料が入った辛櫃(箱)を担がれて、列の末尾に加わっています。
祭典の式次第は、秋季例大祭とほぼ同じです。
・国歌斉唱
・修祓
・宮司一拝
・宮司、御扉を開きて祗候の座に着く
・権宮司以下祭員、神饌を供す。
神饌は昨夜神職によって調理調製された海川山野の幸、さらにはご祭神の多くが赴かれた南方の果物、そしてご祭神が戦地で分けあって吸われたタバコが特殊神饌として供進されます。
・献茶
広島に縁深い、上田宗箇流の手前による茶が供進されます。
・権宮司、靖國神社幣帛料を供す。
靖國神社より供された幣帛料を権禰宜から権宮司へと伝供され、神前へと供進されます。
・宮司祝詞奏上
・遺族会代表、祭文奏上
・舞の奉奏
広島護国神社の巫女による、浦安の舞が奉納されます。
本装束での二人舞。
浦安の舞は昭和天皇の御製「天地の神にぞ祈る朝なぎの海のごとくに波たたぬ世を」が神楽の歌詞となっています。
・玉串拝礼
宮司を始め、遺族会や神社代表役員などの関係団体の代表の方々が順次玉串を奉り拝礼をして、県知事、市長、国会議員などの来賓の方々がそれに続きます。
・宮司、本座に復す。
・宮司一拝
祭典の終わりに際して、宮司が神前にて一拝いたします。
権宮司以下祭員、参列者はそれに合わせ拝礼をします。
・宮司挨拶
・宮司以下祭員、退出。
以上が大まかな、式次第です。
延一時間半にも及ぶ祭典です。
その後は、神楽団による神楽の奉納がありました。
桜も見頃とあって、お弁当をもった花見客が多い(=^▽^=)
近くの河川敷では、ブルーシートに覆われていましたね。
しかし風情がないので、ゴザにしていただいたいとも思います(´・ω・`)
*1:*´д`*