しゃくなげの里 のお宮
「しゃくなげ」という植物をご存知でしょうか?
詳しいことはWikipediaにお任せするとして
派手で大きな白や赤系統の花が特徴的な、ツツジ科の植物です。
漢字では「石楠花」または「石南花」と書きます。
なぜいきなり「しゃくなげ」の話をしたかと言いますと、
当社、宮崎神社が鎮座する福富町の町花が「しゃくなげ」であり、
福富町上竹仁の「クロボヤ峡」にはしゃくなげの群生地があります。
広島県観光ホームページ/クロボヤ峡
そして福富町には「石南花夜話」という民話があります。
『昔々、竹仁の郷に、天上人が多くの女官たちを引き連れ茶会を行なっていました。
すると天上人は、后や女官たちのことも忘れるほど、咲き乱れるシャクナゲの群れに見とれて、手にしていた笏(しゃく)を落としてしまいました。
とても大切な笏を落とすほどの美しい花だったため、後にその花は「シャクナゲ」とよばれるようになったという』
このような民話もあり、福富町とりわけ竹仁の郷は
「石楠花の里」と言われています。
その石楠花の里の氏神さまでもある当社「宮崎神社」に、
町の花である「しゃくなげ」を植えようと、現在計画が進行しています
先日、しゃくなげの苗を鉢に植え、社務所の庭で育てています
今は季節的にも、色の淋しい風景ですが、
数年後には、宮崎神社の境内に、
しゃくなげの群れが咲き乱れているかもしれません
そして、その美しさに、
神職が笏がもしかしたらぱったり落としてしまうかも
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