神さまのために折紙♪紙切り♪紙垂つくり♪(*・∀・) (広島県東広島市福富町 宮崎神社)


今日は神社に欠かせない飾りを作りました(*・∀・)

神社にお参りした時、
上の写真のような紙を見たことがありませんか??

「紙垂」(しで)と言います。

また御幣(ごへい)・祓串(はらいぐし)・玉串(たまぐし)などなど、神社の祭典で使う祭具の多くで、紙を用います。

「べつに神と紙のダジャレじゃないんだからね!(o゚3゚)」

御幣は、昔は”絹”が用いられていました。
御幣(みてぐら)は、昔、神を祭る時、絹の類かそうでない他の物でも、台に置き一杯に満たせて奉るから、そう称していたそうです。
その後、その台で供えるのを略し、竹の串に挟んで社前などに立てなどしたり、また置くのに都合のよい台があるから、その串を其処に置いたりして奉ったようです。

時代を経て、絹が紙になりました。
「福富草紙」おいう書誌にこうあります。

「この神詣では、祈願の効験が必ずあろう、紙も惜しくありません、どうぞしるしがあつて下さいとよく祈るように。」



この紙垂を作るのは、工作のようです*1
用意するものは
「カッターナイフ」またはよく切れる刃物。
「定規」
「カッターマット」
以上

そして僕はまだ慣れていないので、型紙を用意しています。
さらに人によってはカッターナイフではなく、包丁などを用いる方もいらっしゃいます。
あと裁断機があれば便利ですね(欲しいです(´・ω・`)


紙垂にはいろいろの種類があります。
御幣用、玉串用、しめ縄用、大麻用、祓串用などなどによって、紙の折り方・切り方も違ってきます。
二垂・四垂また、伊勢流・白川流・吉田流など種類がありますのですよ。

また神社によって、用いる紙の種類も様々です。
書道半紙、奉書紙、耐水性奉書紙、ケント紙などねΣ(o'д'o)



今日は、宮崎神社の社殿で使う「大麻」の取替え
お祓いにつかう祭具です。

ビフォー


アフター



もっさもっさになりました(*´ω`*)
たくさん祓えそうです

神社の紙一つとっても、その神社の個性というものが出ています。
参拝の際は、紙垂にも目を向けてみると、もっとお参りが楽しめるかもしれませんよ



紙垂に興味がある方にオススメ(。´∀`)

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*1:´∀`