皇居でのお田植え 《広島の安産・厄除け・地鎮祭の宮崎神社》

天皇陛下、皇居の水田で田植え

昨日のニュースのことです。
天皇陛下は、毎年、皇居内の
吹上地区にある御水田でお田植えをしておいでです。

これは「三大神勅」の一つに「斎庭の穂の神勅」があります。

吾が高天原に所御す斎庭の穂を以て、亦吾が児に御せまつるべし」

高天原の神さまにお供えする田んぼの稲穂を、我が子に任せましょう」
天照大神が、天皇のご祖先である邇邇藝命に、稲の種子を与え米作りを伝えられました。

「日本人ならお米やろ(`・ω・´)」

という格言があるぐらい、日本と米作りは切っても切れない関係。
神話の時代まで遡って大切な存在である稲作の伝統を、天皇陛下、御自らがお護りになさっているのです。


お田植えの時期は、年によって多少の違いはあります。
たいたい5月下旬から6月上旬です。
陛下が「うるち」と「もち」の二種類の稲苗を田にお植えになって、その後、侍従長をはじめ関係者が残りの田にそれぞれ別々の苗を植え付けます。

この皇居でのお田植えですが、昭和天皇の御代より始まったとされています。
しかし、明治以前の宮中における稲作の沿革については詳らかになっていません(=ω=)

明治天皇は、明治の初め、赤坂御苑内に水田をつくらせて、陛下自ら耕されたと伝えられています。
また明治12年7月に来日した、アメリカ元大統領ユリシーズ・グラント将軍は、陛下にお会いした際に、こう申し上げています。

「それ新嘗祭の後とき宇内絶美の祭典、陛下自ら耕して新穀を取り、皇后宮親ら蚕して神衣を製し、以て祖宗に奉し給う。(中略)
 グラント宇内を周遊するも、かかる絶美の祭典を見聞せず、陛下厚く聖意を此にとどめ、みだりに旧典古式を改め給うことなかれ。」

などなどの史実をみると、赤坂御苑内の稲作を、当時、陛下は熱心になさっていた様子がわかります。

東京のどまんなかでの田植えという風景は、ちょっと不思議かもしれません(^_^;)
しかし月夜にはこれらの田の水面の月影は、まことに見事な眺めと言われています。




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