約半世紀ぶりの装束(*・∀・)

「神主さんって、先祖代々神社を継いでるんですよね」

ということを、よく聞かれますが、

「そういう方もばかりじゃないですよ(*・∀・)」

先祖代々と神主・・・神職として神社に奉仕している家系を「社家(しゃけ)」と言います。
第数十代宮司と、何百年と神職を受け継いでいる家系もあります。
その最たる例は出雲大社宮司さんでしょう。・・・・日本で皇室に次ぐ、現存する長い家系と言われています。

うちも祖父の代から神職として地元の神社に奉仕しています。
なので蔵の中には祖父が使っていた古い装束などが眠っていることもあります。

昨日も押入れを漁っていたら、古い装束を見つけました。

中には色褪せたりシミなどがあるものがありましたが、
こうして綺麗なもの、現役で着ることができるものもあります。
ちなみに↑は「狩衣(かりぎぬ)」という装束で、日頃の祭典で着装します。

そして↓は「正服(せいふく)」という装束です。

主に大祭という、特に重要な年中祭事の奉仕の際に着装します。
年に数回しか着装する機会はありません(^_^;)

どちらも先代宮司(祖父)が使っていたもので、40年以上・・・・約半世紀近くも箪笥の肥やしとなっていました

そんな長〜〜い間、仕舞われていたのでまだ着ることができるか心配なので、実際に祭りで着る前に試着してみました(*≧∀≦)

紐や袴などは、もう汚れていたり千切れそうになっていので、新しいものに替えなければなりませんが、このようにちゃんと着装することができます。
色褪せたり、染みなどなく、せいぜいクリーニングにだしてシワを取れば充分に現役で着装することができます。

これも丁寧に着装して保管していた先代宮司のおかげですm(_ _)m
ありがとう、おじいちゃんヽ(=´▽`=)ノ





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