春分の日・・・・春季皇霊祭だよ(*・∀・)

おいて今日は春分の日、祝日です。

国民の祝日に関する法律では
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨とされている日です。
しかし戦前、いえ本来は「春季皇霊祭」と言いまして、
歴代天皇や主たる皇族を奉祀しる日を指していました。
ですが、

春季皇霊祭」なにそれ美味しいの
(´・ω・`)

と思われる方もいらっしゃるでしょう


皇霊祭とは、
皇室の御歴代、后妃をはじめ皇族に至るまでの、天皇陛下のご先祖の神々を、宮中にある皇霊殿という建物で、
、御霊の慰撫と奉賛の大孝を述べせ給うお祭りで、皇室ならびに国家、国民の繁栄と幸福を天皇陛下御自ら御告文祝詞のようなもの)を奏せられ、玉串を捧げて御拝礼になりご祈願なさいます。

また続いておこなれます「春季神殿祭」では、
天地神祇の神々を神殿においてご親祭になる祭儀で、同様に、皇室ならびに国家、国民の繁栄と幸福を親しく御祈念になるものです。

また宮内庁楽部による御神楽「
東游(あずまあそび)」が奏せられます。


皇霊の祭祀は古くから行われていまして、平安の中期からは京都御所の「お黒戸(おくろど)」の間で仏式によって行われていました。

それが明治初年、神仏分離が行われ際に、歴代天皇の霊牌(れいはい)は京都東山泉涌寺に移されたが、歴代天皇の月命日の祭り「正辰祭(しょうしんさい)」は明治三年からは神祇官によって行われました。

その後、歴代天皇ついて命日のたびに実施することは、たいへん煩瑣であったので、明治十一年の秋の彼岸より、まとめて春秋二回に、天皇陛下が皇霊をご親祭になることになりました。

当日、天皇陛下は、皇霊殿つづいて神殿に出御になり、それぞれにご拝礼されます。

今日では、民間の彼岸行事ですが、この日は、古来私たちの国の祖先の霊祭りに因むものなのですよ(〃'▽'〃)




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