お白石持行事に参加(*・∀・)
先日8月5日、(伊勢)神宮の内宮のお白石持行事に奉仕させていただきました。 こちらで「無垢塩草(むくしおぐさ)」によるお祓いを受けます。 多くの方が、この夫婦岩をバックに記念撮影をしていました。 お白石が入った奉曳車を「エイヤー!エイヤー!」という掛け声と共に引いていきます。 通常の参拝では石段を登ったすぐの場所までしか入れません。 新しい御正殿の敷地に「お白石」を奉献して、ゆ〜〜〜っくりと御正殿を拝見させていただきました。 とても貴重な経験に感動し、ただただ感謝の言葉しかありません。 来年三月まで、新旧の御正殿が立ち並んでいます。
「お白石持行事? なにそれ?(o゚3゚)?」
と、いう方も多いでしょう。
お白石持行事とは、伊勢の神宮の「式年遷宮」の諸行事の一つで、新しい御正殿の敷地に敷き詰める「お白石」を奉献する行事です。
宮川より拾い集めた「お白石」を奉曳車・木そりに乗せ、沿道や川を練り進みます。
この行事は前日から始まります。
まず三重県鳥羽市の「二見興玉神社」で「浜参宮」という、お白石持行事に先立っての、お祓いを行います。
二見輿玉神社といえば「夫婦岩」が有名でしょう。
そしてお白石持行事当日。
今回参加したのは内宮。
おかげ横丁から宇治橋前まで曳き、そこから宇治橋を渡り「お白石」を受け取ります。
それから更にお祓いを受けて、新しい御正殿へ。
一般の人が、御垣内に入ることは、この機会しかありません。
20年に一度、このお白石持行事の、ほんの数分しか見ることができない、ということで目に焼き付けるように、惜しむように歩きながら拝見させていただきました。
神さまがまだお遷りになっていない御正殿、しかし、なぜか拝みたくなる美しさ。
千年余りも変わることのない姿、
無駄のない造り、
建築美の極地と謳われたその姿に、身震いすらしました。
20年に一度の機会に、ぜひお伊勢さんにお参りください。