神社検定 予想問題 第二回
参考テキスト「神話のおへそ」準拠して。
神話の練習問題です。最後の問20は、力試しです。
◇問11
天地がはじめて開けたとき、神々の世界の高天原に最初に現れた神様を、次のうちから選びなさい。
1:高御産巣日神
2:天照大御神
3:国之常立神
4:天之御中主神
◇問12
最初に現れた五柱の神々を「別天つ神」と言う。この別天つ神は、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神、天之常立神、そしてあと1柱の神様はどれか、次のうちから選びなさい。
1:天照大御神
2:宇摩志阿斯訶備比古遅神
3:宇比地邇神
4:伊邪那美神
◇問13
選択肢の中から「神世七代(かみよななよ)」の内ひとり神を選びなさい。
1:宇比地邇神
2:豊雲野神
3:妹須比智邇神
4:伊邪那岐神
◇問14
伊邪那岐命、伊邪那美命の二柱の神に「この漂える国を修め理り固め成せ」との御言葉があり、天沼矛を賜ってこれを委任されました。
上の「」内の言葉を、漢字四文字で表したものを次のうちから選びなさい。
1:天壌無窮
2:宝鏡奉斎
3:浄明正直
4:修理固成
◇問15
伊邪那岐命、伊邪那美命の二柱の神が、天浮橋にお立ちになり、沼矛を指し下ろして、海面をかき回しました。海水をコロコロと鳴らして引き上げますと、矛の先から海面が滴り落ちて、やがて潮が重なり塩になり、できた島は何か、次のうちから選びなさい。
1:おのごろ島
2:淡路島
3:狭別島
4:淡島
◇問16
伊邪那美命が先に声をかけ結婚し、最初に生まれた子を、次のうちから選びなさい。
1:淡島
2:水蛭子
3:淡島
4:大事忍男神
◇問17
伊邪那岐命、伊邪那美命は、国生みを終えると、さらに神様を生みました。
その生んだ神様の中から更に神様を生んだ四柱の神様の組み合わせので、適当な組み合わせを次のうちから選びなさい。
1:速秋津日子神と速秋津比売神
2:伊邪那岐命と伊邪那美命
3:大戸日別神と天之吹男神
4:大山津見神と志那都比古神
◇問18
伊邪那美命が火の神を生んだのが原因でついに神避られました。
その神避りの原因となった火の神様を、次のうちから選びなさい。
1:鳥之石楠船神
2:大宜都比売神
3:金山姫神
4:火之夜芸速男神
◇問19
伊邪那岐命は、伊邪那美命を出雲国と伯伎国との境の「 」に葬りました。
どこに葬ったか、次のうちから選びなさい。
1:水穂伝
2:高天原
3:比婆山
4:富士山
◇問20(力試し)
伊邪那岐命と伊邪那美命による「神生み」により”生まれた”神は、全部で何柱か。次のうちから選びなさい。(なお男女の対遇神は1柱と数えない)
1:十八柱
2:二十六柱
3:三十五柱
4:四十柱
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解答編
◇問11 答え:4
ちなみの天之御中主神の次に、高御産巣日神、神産巣日神が出現しました。
この三柱の神は、いずれもひとり神で、身を隠されました。
◇問12 答え:2
◇問13 答え:2
神世七代の中でひとり神は「国之常立神、豊雲野神」
そして男女の神は「宇比地邇神、妹須比智邇神」「角杙神、妹活杙神」「意豊斗能地神、妹大斗乃弁神」「淤母陀流神、妹阿夜訶志古泥神」「伊邪那岐神、伊邪那美神」
以上の国之常立神から伊邪那美神までを「神世七代」といいます。
◇問14 答え:4
選択肢1と2は「三大神勅」の二つです。
◇問15 答え:1
◇問16 答え:2
生まれた子は、手足のない水蛭子でした。二柱の神はお悲しみなり、その子を葦の船でお流しになりました。
◇問17 答え:1
速秋津日子神と妹速秋津比売神は、河と海を持ち別けて神を生みました。
まず泡那芸神、泡那美神、頬那芸神、頬那美神、天之水分神、国之水分神、天之久比奢母智神、国之久比奢母智神を生みました。
◇問18 答え:4
◇問19 答え:3
◇問20 答え:1
宮崎神社