お片づけしましょ〜お雛さま〜♪
昨日は三月三日で、ひな祭りでした。
甘酒を飲んだり、雛あられを食べたりしましたか??
そしてキレイに飾りつけたお雛さまも、
ひな祭りが終わると、お雛さまも片付けなければいけませんが、
「ひな人形を早く片付けないと、嫁に行き遅れる」
という話を聞いたことはありませんか??
どうして、このような言い伝えが生まれたのでそうか・・・・??
昨日の記事「桃の節句 雛人形を流す? 嫁に行き遅れる??」でもお話しましたが、ひな人形はもともと、自分の身代わりにの人形に、穢れを託し、川や海に流す「流し雛」の風習から来ています。
昔は紙などで作られた質素な人形でしたけど、時代を経るにつれて人形は豪華になり、川や海に流すわけにはいかなくなりました。
今の時代では「不法投棄」と言われかねません!
そのため、川に流すかわりに、三月三日が終わったら、できればその日の内に片付けることによって「厄を水に流す」ことにしたようです。
なのでいつまで〜〜〜〜もひな人形を飾っているということは、ケガレを写した人形をそのままにして厄落としをしていないことになります。
なので「ひな人形を早く片付けないと、嫁に行き遅れる」といって、早く片付ける口実にしたのではないでしょうか。
ちなみに、我が家では雛飾りは年中飾りっぱなしにしています・・・
なので写真の端に写っている「祓串」という祭具を用いて、ひな祭りが終わったらお祓いをして、人形に移されたケガレを祓っています。
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