広島県青年神職会 定例総会&記念講演パート2 (広島県東広島市福富町 宮崎神社)


広島県青年神職会の定例総会での記念講演


「広島まほろば学習会」の代表世話人である”松田雄一”先生に
「古典素読で伝える日本の心」と題してご講演いただきました
( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ
 
今日は、その講義の内容を(*・∀・)


まずは昨日のブログの内容のように、
「広島まほろば学習会」についてお話いただきました。
詳しくはそちらを
広島県青年神職会 定例総会&記念講演(^▽^*) 


そして、
素読教室」の様子を動画で拝見させていだきました。
4歳ぐらいの子供や小学生低学年の子が、すらすら〜っと論語を暗唱したり、歴代天皇をすらすらと言ったり、なかには平家物語をすらすら〜〜〜〜っとΣ(o'д'o)

子供のポテンシャル、すごいΣ(οдО)


さらに現状の教育についての問題点をあげていただき。
例えば、昨日のブログで書いたように、初等教育から古典が消えた現状。

学校国語教育が他の教科と並列に「1つの教科」として設定されている現状
これについてヨーロッパ諸国と比較して、例えばフランスなどでは国語は他教科と区別された上位にあり、授業の2/3が国語に配当されています。
比べて日本の小学校では、国語の授業配分は戦前に比べ1/3にまで減少・・・・

これはつまり日本人の語彙が減少する危険性があり、
語彙が減少すれば、高度な抽象思考も難しくなります。
分かりやすい実験として、みなさん、赤ちゃん言葉で一日生活してみてください。
どれだけ抽象的思考能力が低下するか、実感できると思います(´・ェ・`)


次に、漢字が持つ意味の希薄化と文化破壊について。
これを「当用漢字」を例にとり説明していだきました。

「当用漢字ってなに?」
と思う方もいらっしゃるでしょう。

当用漢字は、普段わたし達が使用している主な漢字、学校で習う漢字です。
これは戦前は3000字以上あった漢字が、GHQによって使用を許した1850字の漢字です。GHQは最終的には日本語をローマ字表記に以降させることが検討されていたため「当面用いる漢字」という意味です。
漢字の持つ表意文字としての特性が壊れています。

例えば、次の□の中の漢字を書いてみてください

1:ホウ酸の水□液を作る。
2:どろどろの□岩が火山から吹き出す。


これら二つの□に入る漢字は「溶」です。
しかしよ〜〜〜〜く考えてもみてください。
「溶」という漢字・・・・さんずい、水を表していますよね?
水溶液はまあ分かりますけど、溶岩って・・・水ですか??(´・ω・`)??

本来「よう岩」は「熔岩」と書き「熔」を使います。
さんずいではなくひへんです。こっちのほうが妥当じゃないですか?


このように
「ちょっとオカシイよ今の国語(=ω=)」
と言いたくなるような現状の問題点を説明していただき、
では「広島まほろば学習会」ではなにを行なっているのか。
それが古典の素読であると。

まだまだ講演していただいた内容はありますが、
もっと聞きたい方、古典素読に興味を持たれた方は、
ぜひ「広島まほろば学習会」主催
素読教室」に参加されることをオススメします(^▽^*)



素読教室、いつやるの?

今でしょ!!(`・ω・´)


ではなく(^_^;)
広島会場 
4月21日(日) 古民家cafe一葉(東広島市志和)
5月12日(日) 多家神社安芸郡府中町







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